資金管理法その1 PIPS単価を統一する

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PIS単価を統一する資金管理法

こんにちは、ゆうのすけです。

ここでは資金管理の1つの手段としてPIPS単価を統一する方法を紹介していきます。

月単位や週単位で区切りを作り、自分が獲得したpips×単価が1区切りの利益となります

この方法のメリットは資金管理における計算が非常に簡単であるということです。

例えば1pipsの単価を100円に統一し1週間を1区切りと決めたなら、週で100pips取れれば1万円のプラスとなります。

デメリットは、1トレードあたりの損失や利益が不安定になってしまうことです。

10pipsを取りに行くトレードと40pipsを取りに行くトレードでは損益に4倍の差が生じるため、勝率的に勝ち越していても収益がマイナスになってしまうという点です。

1区間の平均獲得pipsがある程度見えている人には1番手軽にできる資金管理法とも言えるでしょう。

計算方法

方法は色々ありますが、私なりの方法を紹介します。

まず自身の基軸通貨が円であり、クロス円でエントリーする場合は1万通貨=1PIPS100円なのでPIP単価を500円にしたいなら5万通貨でエントリーすれば良いですよね?

このようにクロス円にエントリーかつ基軸通貨が円であれば暗算可能なのですが、

クロス円以外だと計算がややこしくなります。

そこで私はトレーディングビューでForex Position Size Calculatorというインジケーターを使用しています。

例えば自身の基軸通貨が日本円で1PIPSを100円に固定したい場合は↓画像のように設定すれば一瞬で計算してくれます。

設定画面を開くと画像のように表示が出ますので、

  • 自身の通貨 JPY
  • 口座サイズ 100(円)
  • リスク   100%
  • ストップ  1PIPS

上記の設定にすれば、1PIPSを100円に固定することができます。

あとは口座サイズだけを変化させれば、1PIPS=口座サイズとなるわけです。

あとは設定画面を終了すれば画面右側にロットサイズが表示されるので、

GBPAUDの場合  1PIP=100円=0.11lot(11000通貨)となるわけです

そのままGBPUSDに通貨を変更すると、1PIP=100円=0.7lot(7000通貨)に変わってます。

1度設定しておけば通貨を変えるだけでlot数を自動で計算してくれます。

利用方法

ここまではPIPSを固定するメリットやデメリット、計算方法を紹介してきました。

ここからは実際にどう使っていくのかを考えていきますが、シンプルに考えて問題ありません。

しっかり自分の手法を回して記録していれば週単位や月単位でどのくらいのPIPSを獲得できるか?

また、どのくらいのPIPSドローダウンがおこるか?

というPIPS期待値を算出することができます。

当然ですが人によって資金量が違うので、許容損失をしっかり考えたうえでPIPS単価を決めればよいと思います。

利益を最大化できる資金管理は手法の勝率やリスクリワードによっても変わってきます。

自分に最適な方法を計算して、しっかり管理していきましょう。

おわりに

資金管理は手法とセットで使用していくものです。

極端に言えば勝率3割、リスク1リワード4の手法を使用する人が全資金量の3割を単利運用し、1回あたりの損失許容としていたとしましょう。

その人の運用では4連敗したら破産です。勝率3割なので当然そのようなことが起こると想定できますよね?

ですが1回あたりの許容損失を単利の3%に変えてみたらどうなるでしょう。

33連敗しないと破産になりません。きっと資産は右肩上がりに増えていく可能性が高いと言えるでしょう。

資金管理は不確実な相場の世界で自分がコントロールできる数少ない要素です。

資金管理さえしっかりできていれば、投機に失敗しても資産を大きく失うことはないと言っていいでしょう。

適切な資金管理をしっかり身につけて大切なお金を運用していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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